訪問歯科
歯医者に通うのが大変(訪問歯科)
「歯医者に通うのが大変になってきた」
「入れ歯の調子が悪いけど、歯医者さんにはもう通えない」
そんな時には、訪問歯科をご利用ください。
訪問歯科診療は、「往診の歯医者さん版」です。
院長は介護支援専門員(ケアマネージャー)の資格を持ち、訪問診療に力を入れております。
そのキャリアは20年になります。
外来にいらしていた患者さんが訪問に移行するケースもありますが、その際にはそれまでのカルテと信頼関係がありますので、気兼ねなく治療が出来ます。
「歯を削る道具とか、どうするのかしら?」
確かに、歯の治療には歯を削ったり唾液を吸い取ったりする道具が必要です。
持ち運びできる「ポータブルユニット」と呼ばれる機会がありますので、虫歯の治療から入れ歯の調整まで、外来診療と変わらない治療ができます。
訪問歯科で出来る治療
普通の外来診療と変わらない治療が可能と思っていただいて大丈夫です。
・虫歯
・歯周病治療
・入れ歯の調整や製作
・抜歯
こんな道具を使って訪問歯科をしています
「おうちで歯医者さんと同じ治療が出来るの?」
あまりピンとこないと思いますが、下記のような道具を携えて伺うので大丈夫です。
ここでは道具のご紹介をします。
ポータブルユニット
バキューム(よだれを吸い込む機械)やタービン(歯を削る機械)など、歯科診療に必要な道具が揃った携帯式の歯科治療ユニットのことです。
おうちでも施設でも、車いすやベッド上でも使うことが出来ます。
ポータブルレントゲン
小さいけれど画質の良い携帯式のレントゲン装置を用意しております。
訪問先でのレントゲン撮影が可能です
どこまで来てくれるの~対応エリアについて
当医院より半径16キロ圏内(直線距離)の訪問が可能です。
いくらかかるの?~料金について
訪問診療は「保険診療」です。
移動費などは頂いておりません。
1回あたりのお支払い額の目安は下記のとおりです。
1.治療費(医療保険)
保険適用のため、治療にかかる金額は通院時とほぼ同じになります。
2.訪問料(医療保険)
ご自宅や施設に訪問するため、歯科訪問診療料が発生します。
3.居宅療養管理指導料(介護保険)
ケアプランの限度額には影響いたしません。
おうちに歯医者さんが来るとどうなるの?~訪問歯科の流れ
歯医者さんに行くことはあっても、来てもらう事に慣れている方はあまりいません。
下記のような流れで治療を進めていきます。
1.訪問日の決定
お電話などでお問い合わせください。011-792-7777
2.健診
ご自宅や施設に伺い、口腔内や飲み込みなどの状態について健診いたします。
3.結果送付
健診の結果について詳しく記載したもの、今後の流れなどを送付いたします。
4.お申込み、往診開始
結果をご覧いただき、往診の頻度などを選んでお申込みいただきます。
その後、訪問診療スタートです。
*急患対応もいたしますので、お気軽にご相談ください。
ご質問はこちら→訪問歯科Q&A
嚥下障害って?
「飲み込みづらい」
「むせる事が増えた」
「食べるのに時間がかかる」
「声がガラガラする」
このような症状はありませんか?
「もう年だからしょうがないか」とあきらめるのは早急です。
そもそも、どうしてむせやすくなるのでしょうか?
飲み込んだものがノドを通過する際、気管に入らないためにフタをしますが、その筋肉の反射が加齢により衰えるのです。
これを「嚥下障害(えんげしょうがい)」といいます。
腹筋して筋トレをするように、ノドの筋肉も筋トレをすることで機能の改善が図れます。
気になる症状がある場合、お気軽にご相談ください。
訪問歯科に必要なのは、道具だけではありません
道具があれば訪問歯科が出来るのか?というとそうでもありません。
専門の知識や経験値がある歯科医師がお伺いすることで、治療がスムースに進みます。
当院の院長は、ケアマネージャーの資格を持っており、さらに20年以上の訪問診療のキャリアがあります。
安心してご相談ください。
食べることは生きることです。
そして、噛むことで脳への刺激が増え、認知症予防にも効果があります。
おいしいご飯が食べられ、健康寿命を延ばすお手伝いが出来れば本望です。